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魔法少女リィ-淫魔の試練場- 今回の Lunasoftゲーム は面白い

魔法少女リィ-淫魔の試練場- へリンク

昨日9月27日に発売された「魔法少女リィ-淫魔の試練場-」ですが、これまでの Lunasoft 作品と同じエンジンを使用しているからテキスト関連のシステムの物足りなさは相変わらずだけれど、シンプルな3DダンジョンRPGとしてのポテンシャルは相当高く、あっという間に10時間ほどプレイしている私がここにいる。

本作はパーティー制のRPGではなくて、魔法少女リィーネが1人でダンジョンに潜って戦うというシステムなのだが、装備箇所が豊富でありつつ Hack and Slash では定番となっているアイテム強化なども取り入れているので、パーティー制のRPGに負けず劣らずなかなか楽しめる育成システムが構築されています。

本作の体験版がリリースされた時に書いたこちらで、Lunasoft の過去2作品はいま一つ楽しめない内容で、継ぎ接ぎされたような物語を見せられている気分さえすると酷評しているのだが、今回は一環した物語性が感じられます。1作目のマインドハッカーの主役は腐れ野郎で、2作目の深遠のレコンキスタは得体の知れない魔王様であったことがマイナスへと傾いていたのかもしれないが、今回の主役は可愛い少女リィーネであり、その主役キャラクタの強化や着せ替えなどが出来るところも大きなプラス要因となっている。

本作の初回プレイは自動的に難易度 Normal でゲームが始まるのだが、戦闘の難易については「超序盤は少し辛いが、そこから先はけっこう楽になってくる」といった印象を受けたのだけれど、戦闘システムが「リィーネ1人 VS 複数」といった状況ばかりになるので、本作は回避の Avoid と、敏捷性の Speed が上昇する「Agility」が重要なステータスだと感じた。アイテムの効果に毎ターンHPやMPが回復するものがあるのだが、このゲームはターン制と言うより「Speed重視のイニシアチブ戦闘」であり、自身のターンが多ければ多いほどHPやMP回復の頻度が増すことになりますし、それだけ手数も多くなるから結果的に火力上昇にも繋がる。

アイテムドロップのバランスやら武具の種類など書きたいことが沢山あるのだが、まだプレイ途中なので今ここで言及するのは時期尚早でありますが、取り敢えず INT、VIT、AGI、を重点的に上げた魔法使いタイプで育成しています。

・Hack and Slash ではある意味最重要項目である「ポイントの振り直しについて」
本作は戦闘教本なるアイテムが存在し、このアイテムをそのまま使用すると多めに経験値が貰えるのだが、本来の使用目的はそれではなく、とある登場人物がこのアイテムと引き換えにパッシブスキルやアイテムと交換してくれるのだ。その中に忘却の果実というアイテムが有りまして、これを使えば Status Point のリセットが可能になります。戦闘教本1つと交換してくれるので、どれだけでもリセットが可能なバランスでありますから、ゲーム序盤の知識がない時でも育成失敗を恐れずにポイントを振っていけます。

・Lunasoft のゲームエンジンによる物足りなさ
全二作と同様にテキスト既読スキップやオート進行などが無いシステムなので、そこらはプレイ前から妥協しなければならないだろう。幸いにもテキスト重視の作風ではないから、血眼になって未読文章を探すような行為をしなくてもいいし、他の18禁ゲームと同じく Ctrlキー による無差別スキップ機能だけは使えます。

・3DダンジョンRPGとしての至らなさが少しだけ存在している
これは短所にならないのかもしれないが、何百何千という戦闘をこなすゲームにしては、戦闘のスピードが若干遅く感じることと、その速度を調整するようなオプションが存在しない。とは言っても普通にゲーム機でよくある進行速度なので、こういった不満は子供の頃から2013年の今現在までゲームを遊び続けて舌が肥えたゲーマーの我がままなのかもしれない。

・キーバインドの変更は不可
使用するキーはカーソルキーの4つとマウスの左と右クリだけというシンプルなゲームなのだが、以前にも書いたように「WASDじゃなければPCゲームが遊べない病」の私のようなプレイヤーにはかなりきついカーソルキー移動となっている。蛇足になるが、私はマウスパッドの位置とマウスのコードを伸ばしてる角度に加え、キーボードも寸分違わぬ位置取りをしている訳ですが、それなのに左手でカーソルキーとは拷問以外の何ものでもないし、右手にマウスを握ったまま左手をカーソルキーの位置に持っていくと、さながら南斗水鳥拳の構えになってしまう。今回はOS上からキーバインドを入れ替える KeySwap を用いてその場を凌いだのだが、どれだけ探してもOSの再起動が必要になるツールしか見当たらないのが痛いところだ。WinXP時代の手軽に起動、そして常駐で済ませられる便利なあいつが懐かしい。



そんな訳で、短所を幾つか書いてみたのですが、そんなものはチッポケな問題に感じてしまうほど今回の魔法少女リィは面白いです。毎度の台詞になるが、18禁ゲームの軽いエンジンが織り成すロードなど皆無なストレスフリー進行が3DダンジョンRPGに似つかわしいですし、キャラ強化で楽しめてそのキャラクタ自体が可愛いですから、これまでの二作品とは全く違う良好な味わいであるだろう。

上述した短所を理解できて、3DダンジョンRPGが大好きで、18禁ゲームなのにやり込み育成ゲームというその価値を分かっている人ならば、今回の魔法少女リィはかなりお勧めです。2000円でこれだけ楽しめるものはそうは無い。

・プレイヤー自らが体験してほしい事なので具体的な数は言えないが、ロープライスソフトにしてはえっちシーンが多めです
・性癖は十人十色、参考にならないかもしれないが、内容も良好だと思います
・えっちシーンのアンロックにはとある装備品が関係している

  1. 2013/09/28(土) 22:25:30|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-