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魔法少女リィ-淫魔の試練場- 難易度 Hell をクリア



最上位の難易度をクリアしたけれど、実績はまだ幾つか解除していないものがあります。Hell に入ってからやっと気づいた事があり、倒してからある程度戦闘をこなすと各階層のボスが復活するシステムのようで、もう少し早く気づいていれば「衣装を着替えてのボス戦実績アンロック」が捗ったはずだ。当たり前のようだが Hell のボス戦よりも、Normal、Nightmare でボスと戦う方が楽だから。

プレイしている人でないと理解できない事ですけれど、CGとシーンの回収はボスを倒してえっちシーンを見た後に直ぐロードしても解除されたままですが、実績は倒した後に入手できる「薄い本」を読んでおかなければならない。要するに、衣装が5種類あるから、各階層のボスをそれぞれ最低5回倒さないと実績が解除されないのだ。

前回記事の続きになりますが、頑張って入手した戦闘教本140をそのまま経験値に変換し、MAXレベルである99にしてから第三層の攻略を開始した。早めにMAXにしておけばEXP装備から解放されるから、その後の戦闘が楽になる方法を選んだ訳ですが、さすがにレベル99にもなれば、あれだけ苦戦していたのが嘘のように円滑に進行することができた。

第三層も四層も五層も、全ての階層のボスに対して小細工無しで戦闘を挑み、一戦につき使用するポーションは途中で飲むMPポーション1つぐらいで、危なげなく最深部のラスボスの所にまで進んだ。さすがにラスボスだけはそのまま挑むとSPDを下げられて身動きできないままやられてしまうので、Nightmare 戦と同様にSPDポーションを大量に、他にもMATKポーションなどを大量に買い込んで勝負を始めた。難易度 Hell であるからラスボスの強化具合が半端無いのだが、大量に買い込んだSPD及びMATKポーションによって、最後も危なげなく勝利することができたのだ。



Lunasoft の第三弾作品である本作ですが、前2作がいま一つ楽しめなかった事に加えて、価格がロープライスの2000円であるから余り期待はしていなかったのだが、予想を大きく上回る出来で非常に楽しませてもらいました。

・シンプルなシステムながら、育成ゲームの要点を押さえている
・操作性が良くGUIの作りも良好であり、ストレスとは無縁
・キャラクタの強化と調整が楽しめる作りであること
・強い敵と相対して敗北した後に、攻略法を考えてそれが有効だったときの手応えが気持ちいい
・主役のリィーネが可愛い(声優の橘まおさんが良かったです)

※カーソルキー移動だけではなく、WASD移動が可能だったら個人的には嬉しかった。さらにはパッドに対応していたら完璧だったはず

などなど、ゲームバランスに幾つか不満があるものの、ロープライス作品として見れば上出来であるだろう。物語の終幕でリィーネとウィルがパートナーになり、その後もお話が続くような演出がありましたが、これだけ楽しめたのなら是非とも「魔法少女リィ2」の登場を切望するようになります。次回はリィーネとウィルの2人パーティーで、使い魔の育成もできるようになるとか、幅の広げ方はいくらでもありそうですからね

  1. 2013/10/08(火) 08:10:46|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-

魔法少女リィ-淫魔の試練場- 難易度 Hell 第二層のB2Fに籠もる



lus002_2013_10_05_2dfhs_37_575.jpg
全て経験値に変換するべきか

現況はレベル67に達したのですが、連続戦闘できるように下準備をしておいて、lus002_2013_10_07_37_130fg.jpg←この辺りを何度も彷徨いながらスライムを倒し続けるという育成を行っていた。B2Fはヒットポイントが高めのサイコジェリーとムークが出てこないですし、上手く調整すれば回復すらせずに経験値と戦闘教本を稼げます。

具体的には

・SPDを68以上にする
・インフェルノとライトニング「Lv1」の宝石を武器に装着しておく
・上記2つの魔法の消費MPを上回る「MP自動回復」効果が付いた装備をしておく
・EXPアップ装備で身を固める
・バックは空にしておいても問題ない

バックが一杯になる頃には少なくても戦闘教本が5つほど手に入り、引きが良ければ10ほどドロップするかもしれない。気長にスライムの経験値で育成しながら戦闘教本を貯め込んで、レベル45からレベル67に達したのですが、戦闘教本でパッシブスキルを幾つか習得したので、第二層のB2Fだけで戦闘教本を200ほど手に入れたはずだ。

試しに戦闘教本をそのまま使用してみて分かった事は

・レベルの上限は99
・ステータスの上限は255
・レベル99になると「最強の魔法少女」という実績が解除され、ステータスポイントを「20」獲得できる

これからキャラ調整をしてやっと本格的に第三層の攻略を始める訳ですが、レベル99にしなくても現状の67でさえ、あれだけ苦戦した Hell テンタクルスを普通に倒せるようになっていたし、第二層のボスであるラージスライムも同様である。ラージスライムはテンタクルスよりも弱く感じたので、いくら難易度 Hell と言えどさほど苦戦せずに倒せるはずだ。

「続き」に第二層B2F籠もりで入手したアーティファクトの紹介を幾つかしているのですが、今回入手したアイテムはかなり強力です。特に手袋と指輪が凄くて、この2つを装備するだけで火力が倍以上になったのだ。

...続きを読む
  1. 2013/10/06(日) 00:41:02|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-

魔法少女リィ-淫魔の試練場- Nightmare から Hell 移行時の心得



前回分に書いたように本作の難易度 Hell は相当厳しいバランスとなっている訳ですが、ゲームの構成上、第一層かつ物語の進捗度により入手できないアイテムがあり、さらには満足に育成できない状態になることもありますから、Hell 入り前の Nightmareプレイ時に下準備をしておくのが理想であるだろう。私はそれをしなかった為に苦戦を強いられることになった。

1. 可能な限り Nightmare でレベルを上げておく
私はレベル43で Hell 入りして悲惨な状態に陥ったのだが、Nightmare終盤の雑魚敵なら Hell 序盤の敵に近い経験値を獲得できるので、できるだけ Hell 前に鍛えておく方が利口であるだろう。勿体無いとケチらずに、戦闘教本によるレベル上げでさえ推奨できます。

2. 奇跡のロザリオを可能なだけ入手して倉庫にでも入れておけば心強い
物語の中盤以降でオリヴィアが戦闘教本1と交換してくれるアーティファクトであるが、Hell 入り後はかなり先に進めないとその段階に至らないので、Nightmare で複数入手しておくのが賢いやり方だろう。とは言ってもこのアイテムは少しだけ性能過多のような気がするけれど、貴重な戦闘教本との引き換えなのでアリかなと思う反面、適正バランスは「バックに1個しか入れておけない」ぐらいがいいのではないだろうか。

3. ウィルが戦闘教本50と交換してくれるスピードマスターを、Nightmare プレイ中に入手しておく
このアイテムは+10強化でDEXとAGIが共に「70」上昇するのですが、戦闘教本50を払う価値が十分にあると思われます。怖いのは交換後にランドムドロップでスピードマスターが出てしまった場合で、その時はショックを受けることだろう。

  1. 2013/10/05(土) 01:31:16|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-

魔法少女リィ-淫魔の試練場- 難易度 Hell プレイ、第三層に到達



・Hell 以後は一筋縄では行かない難度であるから、証明の為に。
lus002_2013_10_006_903er.jpg lus002_2013_10_0ggf_22_031.jpg
あえて小さく

ずっと書き忘れていたことで、Normalクリアでキャラクタレベルは27、Nightmareクリア時でレベル43だった訳ですが、Hell の第一層B1Fに足を踏み入れてみると、最弱敵であるはずのスラッグやケイブバットの強化具合に阿鼻叫喚する始末。1~2体なら何とか勝てるものの、4体出てこられると必ずこちらが倒されてしまうほどの強さなのだ。

この段階では雑魚敵の通常攻撃なら3発耐えられるヒットポイントでしたが、敵側の方がリィーネのSPDを上回っていて、掃討するには全体攻撃魔法インフェルノなら2発撃たなければならない。4体出てこられたら魔法を2発撃つ前に8発被弾してしまう訳ですから、その辛さがお分かり頂けるのではないだろうか。

第一層はB1FからB3Fの構造であり、出てくる敵の種類はほぼ共通ですから、どこへ行ってもこの苦しさが続くのだけれど、そこでふと思い出したのが第二層のメインの敵となるスライム軍団である。スライムは物理防御が999固定となっていて、通常攻撃は何をしても「1」しかダメージが通らないのだが、その反面ヒットポイントが極端に低い敵であるから、リィーネのSPDをスライム以上にすれば全体攻撃魔法無双でキャラクタの強化ができるのではという作戦だ。

第二層を目指したいもう一つの理由としては、第一層で苦労して敵を倒しても「戦闘教本」が殆どドロップされないことである。戦闘教本はパッシブスキルや有用アイテムとの交換以外にも、1つ消費すれば1レベル分の25%の経験値が加算される効果があり、レベルが上がり難い高レベルキャラクタなら戦闘教本での経験値上げもかなり有効だと予測できる。

困難を乗り切れそうな目処が立ち、第一層の雑魚敵を何とか捌きながらB3Fの深部に到達できたものの、今度はそこで待ち構える第一層のボス「テンタクルス」の強さに愕然としてしまう。ヒットポイントが9000で、基本ATKが220だからこの段階のリィーネは3発受けると昇天してしまい、魔法耐性が相当高くて半分ほどダメージを軽減されてしまうのだ。そして何より恐ろしいのは自身のATKとMATKを上昇させる「エンチャント」を頻繁に使用する事にあり、3回ほどエンチャントを使われた後に殴られると1発で倒されてしまう強さなのだ。

この段階で最もダメージが出る魔法をテンタクルスに入れても220程度であり、使い魔の攻撃力は雀の涙ほどしかないのだが、先ずは策を練らずに何度も何度も挑戦してみたところ、どうやっても勝てないほどの力の差がそこに存在した。余談になるが、この強さはこれまでのゲーム人生の中で上位5本ぐらいに入るのではないのだろうか。それほど強力な敵だ。

かと言って先述したように第一層の通常敵では育成が捗らないので、何としてもここを突破しなければならない。そこで使えそうな魔法はないかと戦術を練ってみたのですが、敵を毒状態にするアシッドポイズンはテンタクルスにどうやっても入らず、別の切り口からの攻略となった。

・カース
カースなら約50%の確率でテンタクルスに入れることができる。カースは相手に与えたダメージの半分が呪いとなって攻撃側もダメージを被ってしまう効果であり、HP9000を相手にする長丁場かつ痛い殴りダメージにはかなり有効です。

・アンチマジック
カースと同じく体感的に約50%ほどの確率でテンタクルスに決まる。これはいわゆる沈黙魔法であり、非常にデンジャラスなATK及びMATK上昇魔法の「エンチャント」を封じる狙いとなる。

・ウィークン(効果はあまり期待できない)
敵のエンチャント相殺用にATK MATK下げのウィークンが有効ではないかと考えてみたが、テンタクルスが使うエンチャントはATKが110上昇するのに、こちらが使うこの段階でのウィークンは60しか下げられない。エンチャントを連続使用されると正にジリ貧状態に陥ることになるから、この戦いでは信頼おけぬと判断した。

戦い方は可能な限りカースを優先して、エンチャントを詠唱されたら連続使用を防ぐ為に意地でもアンチマジックを決めること。もちろんこちらが危ないのなら即回復を行うべきであるし、同行させる使い魔はHPを回復してくれるタイプが望ましいだろう。そして余裕がある時だけ自身の最大ダメージ攻撃を繰り出し、運良く事が運べばレベル40そこそこでも勝てるはずだ。何よりこの私もレベル43ほどで倒せたのだから。

第二層の攻略と育成編は次回にするとして、「続きを読む」には毎度の美味しいアーティファクトの紹介を。

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  1. 2013/10/05(土) 00:55:48|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-

魔法少女リィ-淫魔の試練場- 2周目の難易度 Nightmare を終える



Nightmare に入った直後はバグなのかと勘違いしてしまったが、難易度が上がると属性レジストの基本値が大きく下がる仕様の本作であり、ここらも Hack ans Slash では馴染みのシステムであるだろう。Nightmare 入りした超序盤は敵の強さにちょっぴり驚いてしまったのだが、「VIT」を上げてヒットポイントと物理防御を強化する方向で難局を乗り切った。

Nightmare に入ると一戦終える度にHPとMP回復ポーションを飲む必要に迫られるほど敵が強くなっているのだが、余りにも装備が悪いとか、ステータスを御座なりにしているとかでもない限り、全力で戦えば序盤から終盤までは何とかなる難度だと感じた。STRを強化している物理攻撃タイプだと、また違った印象を受けるかもしれない。

各階層のボスは力押しで何とか倒していけたけれど、問題となるのは難易度 Normal 戦とは全く異なる能力を見せ付けてきたラスボスになるだろう。どうのようなラスボスなのかはネタバレになるからここでは口を噤みますが、何よりその強さがかなりのモノでありまして、久々にRPGで10連敗ほどしてしまったのだ。

Nightmare戦でのラスボスは、ATKとMATKを減少させるウィークンと、SPD(スピード)を減少させるスロウムーブを多用してくるのだが、攻撃力下げの方はまだしもSPDを下げられると何もできないまま殴り殺されてしまう。SPD下げ1回だけなら何とかなるのだが、2回スロウムーブを受けてしまうとほぼ確実にそのまま敗戦となるのだ。先手を取ろうと敵に対する弱体化魔法を幾つか試してみたものの、ラスボスには通用しなかった。

攻略の糸口となったものは

・魔法ディスペル
減少している(下げられた)パラメータを元に戻す魔法であるが、これを使えるようにしておかないと100%勝てないと断言できるかもしれない。それだけ重要であるのだが、当たり前のようにディスペルを使うと攻撃と回復が疎かになるから、使うタイミングが難しい。

・SPDポーション(Nightmare攻略時は等級レア)
敵のスロウムーブはSPDを30減少させる能力であり、予めでも事後でもよいが、SPDポーションでその効果を相殺してやるのが非常に有効だった。アイテムマス1つで3ストックしか持てないSPDポーションだけれど、数十本単位で準備しておくほうがいいだろう。私は12本持って戦いに挑んだが、途中でSPDポーションが尽きてしまった。

・倒されてもその場で復活する「奇跡のロザリオ」を数個ほどバックに入れておく
シナリオが中盤に差し掛かるとオリヴィアが戦闘教本1つと交換してくれるアーティファクトであり、最終兵器でありつつ、このアイテムさえ持っていればどんな強敵でも頑張れば勝てるというエロゲーRPGなりの保険みたいなものなんだろう。

以上3点さえ実践すれば、必ず勝てるはずです。



続きには難易度 Hell に入った証明と、美味しいアーティファクトの紹介などを少し。
ちなみに難易度 Hell は開発スタッフでもクリアするのが困難らしい。

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  1. 2013/10/03(木) 05:09:29|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-

魔法少女リィ-淫魔の試練場- 先ずは1周目を終える



初回プレイの難易度 Normal は程良い手応えで最後まで楽しめた訳ですが、難易度については隠す必要もないのでそのまま書きますけど、Normal をクリアすると Nightmare が開放される仕組みであり、実績の枠からしてさらに上の難易度も有りそうです。

本作のダンジョンにはトラップや開かない扉などの仕掛けが一切存在せず、迷宮の作りは易しめの構造なんですが、余計な事に気を回さずに、戦闘と育成、そしてえっちシーン探しを楽しんでくださいというスタイルのゲームだろう。育成は確かに面白いし、キャラクタのステータスポイントは何度でも振り直しが可能なシステムであるから、迷わず進んでいける所もエロゲーRPGとして長所となっている。前回分にも書きましたが、これまでの Lunasoft 前二作とは違って一環したシナリオが最後まで楽しめる出来だった事もあり、前二作と比べると正に雲泥の差であるだろう。勿論、魔法少女リィがとても良く出来たゲームという意味でだ。

・物理攻撃タイプでも魔法タイプであっても、Agility は重要なステータス
・ある程度進むと持ち金に余裕ができるから、アーティファクトクラスなら迷わず強化しよう
・使い魔作りはランダムで数値が決まるから、セーブしてから何度も何度もアレすると良し
・Joy ToKey を使用して移動のみゲームパッドで行うのも良好

取り敢えずどこまで育成できるか確かめてみたいですし、シーンコンプには程遠いので Nightmare 以上の難易度をプレイしていく予定ですが、続きにはクリアした証明と、1周目で装備していたアーティファクトや使い魔の紹介を。アイテム性能バレであるから見たくない人はご注意下さい。

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  1. 2013/10/01(火) 00:40:39|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-

魔法少女リィ-淫魔の試練場- 今回の Lunasoftゲーム は面白い

魔法少女リィ-淫魔の試練場- へリンク

昨日9月27日に発売された「魔法少女リィ-淫魔の試練場-」ですが、これまでの Lunasoft 作品と同じエンジンを使用しているからテキスト関連のシステムの物足りなさは相変わらずだけれど、シンプルな3DダンジョンRPGとしてのポテンシャルは相当高く、あっという間に10時間ほどプレイしている私がここにいる。

本作はパーティー制のRPGではなくて、魔法少女リィーネが1人でダンジョンに潜って戦うというシステムなのだが、装備箇所が豊富でありつつ Hack and Slash では定番となっているアイテム強化なども取り入れているので、パーティー制のRPGに負けず劣らずなかなか楽しめる育成システムが構築されています。

本作の体験版がリリースされた時に書いたこちらで、Lunasoft の過去2作品はいま一つ楽しめない内容で、継ぎ接ぎされたような物語を見せられている気分さえすると酷評しているのだが、今回は一環した物語性が感じられます。1作目のマインドハッカーの主役は腐れ野郎で、2作目の深遠のレコンキスタは得体の知れない魔王様であったことがマイナスへと傾いていたのかもしれないが、今回の主役は可愛い少女リィーネであり、その主役キャラクタの強化や着せ替えなどが出来るところも大きなプラス要因となっている。

本作の初回プレイは自動的に難易度 Normal でゲームが始まるのだが、戦闘の難易については「超序盤は少し辛いが、そこから先はけっこう楽になってくる」といった印象を受けたのだけれど、戦闘システムが「リィーネ1人 VS 複数」といった状況ばかりになるので、本作は回避の Avoid と、敏捷性の Speed が上昇する「Agility」が重要なステータスだと感じた。アイテムの効果に毎ターンHPやMPが回復するものがあるのだが、このゲームはターン制と言うより「Speed重視のイニシアチブ戦闘」であり、自身のターンが多ければ多いほどHPやMP回復の頻度が増すことになりますし、それだけ手数も多くなるから結果的に火力上昇にも繋がる。

アイテムドロップのバランスやら武具の種類など書きたいことが沢山あるのだが、まだプレイ途中なので今ここで言及するのは時期尚早でありますが、取り敢えず INT、VIT、AGI、を重点的に上げた魔法使いタイプで育成しています。

・Hack and Slash ではある意味最重要項目である「ポイントの振り直しについて」
本作は戦闘教本なるアイテムが存在し、このアイテムをそのまま使用すると多めに経験値が貰えるのだが、本来の使用目的はそれではなく、とある登場人物がこのアイテムと引き換えにパッシブスキルやアイテムと交換してくれるのだ。その中に忘却の果実というアイテムが有りまして、これを使えば Status Point のリセットが可能になります。戦闘教本1つと交換してくれるので、どれだけでもリセットが可能なバランスでありますから、ゲーム序盤の知識がない時でも育成失敗を恐れずにポイントを振っていけます。

・Lunasoft のゲームエンジンによる物足りなさ
全二作と同様にテキスト既読スキップやオート進行などが無いシステムなので、そこらはプレイ前から妥協しなければならないだろう。幸いにもテキスト重視の作風ではないから、血眼になって未読文章を探すような行為をしなくてもいいし、他の18禁ゲームと同じく Ctrlキー による無差別スキップ機能だけは使えます。

・3DダンジョンRPGとしての至らなさが少しだけ存在している
これは短所にならないのかもしれないが、何百何千という戦闘をこなすゲームにしては、戦闘のスピードが若干遅く感じることと、その速度を調整するようなオプションが存在しない。とは言っても普通にゲーム機でよくある進行速度なので、こういった不満は子供の頃から2013年の今現在までゲームを遊び続けて舌が肥えたゲーマーの我がままなのかもしれない。

・キーバインドの変更は不可
使用するキーはカーソルキーの4つとマウスの左と右クリだけというシンプルなゲームなのだが、以前にも書いたように「WASDじゃなければPCゲームが遊べない病」の私のようなプレイヤーにはかなりきついカーソルキー移動となっている。蛇足になるが、私はマウスパッドの位置とマウスのコードを伸ばしてる角度に加え、キーボードも寸分違わぬ位置取りをしている訳ですが、それなのに左手でカーソルキーとは拷問以外の何ものでもないし、右手にマウスを握ったまま左手をカーソルキーの位置に持っていくと、さながら南斗水鳥拳の構えになってしまう。今回はOS上からキーバインドを入れ替える KeySwap を用いてその場を凌いだのだが、どれだけ探してもOSの再起動が必要になるツールしか見当たらないのが痛いところだ。WinXP時代の手軽に起動、そして常駐で済ませられる便利なあいつが懐かしい。



そんな訳で、短所を幾つか書いてみたのですが、そんなものはチッポケな問題に感じてしまうほど今回の魔法少女リィは面白いです。毎度の台詞になるが、18禁ゲームの軽いエンジンが織り成すロードなど皆無なストレスフリー進行が3DダンジョンRPGに似つかわしいですし、キャラ強化で楽しめてそのキャラクタ自体が可愛いですから、これまでの二作品とは全く違う良好な味わいであるだろう。

上述した短所を理解できて、3DダンジョンRPGが大好きで、18禁ゲームなのにやり込み育成ゲームというその価値を分かっている人ならば、今回の魔法少女リィはかなりお勧めです。2000円でこれだけ楽しめるものはそうは無い。

・プレイヤー自らが体験してほしい事なので具体的な数は言えないが、ロープライスソフトにしてはえっちシーンが多めです
・性癖は十人十色、参考にならないかもしれないが、内容も良好だと思います
・えっちシーンのアンロックにはとある装備品が関係している

  1. 2013/09/28(土) 22:25:30|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-

魔法少女リィ-淫魔の試練場- の体験版が公開される

魔法少女リィ-淫魔の試練場- のページへ
(2013年9月27日発売)

当初の発売日は2013年9月13日だった Lunasoft の「魔法少女リィ」ですが2週間ほど延期になり、9月27日発売になっています。同様にもう一つの Lunasoft の作品「蒼穹のクレイドル-人形学園調教記-」も当初の8月16日から10月25日に延期されているのですが、魔法少女リィの方が先に発売されることになる。

Lunasoft の前身となる「すたじおおぐま」時代の作品には触れたことがないのだが、これまでにリリースされている Lunasoft 製の2本は物足りなさが随所に見られたので、今回はどのような出来になっているのか、体験版を早速ダウンロードして1時間ほどプレイしてみました。

今回の魔法少女リィは前2作よりもストーリー性が感じられ、物語にスムーズに溶け込める作りになっているのだが、前2作は物語が有るには有ったのですが、さながらダイジェスト版のように継ぎ接ぎされたストーリーとえっちシーンを見せられている気分だった。Lunasoft のゲームはどちらかと言うとやり込み重視の作風ですので、ストーリーが良い物でなくてもさほど問題にはならないジャンルだと思えるが、自然な流れでゲームに馴染めていけるシステムとして、前2作よりも上手く作られている。

そして今作は3DダンジョンRPGというジャンルであり、やり込みゲームとしての作りがとても重要になってくる訳ですが、戦闘はシンプルながらキャラクターの育成でなかなか楽しめそうだと感じた。レベルアップをすると StatusPoint 3 が得られ、そのポイントを STR、INT、VIT、MND(精神力)、DEX、AGI、などにプレイヤーが任意でつぎ込むことが可能なシステムであるから、Hack and Slash の育成そのままである姿はかなりそそられるモノがあります。魔法は宝石を武器にはめ込むことによって使用可能になり、スキルなどは物語の一環として習得するシステムのようである。主人公の少女リィはスペルキャスターのように見えるだろうけれど、このゲームシステムなら肉弾タイプにすることも可能なのではないだろうか。

武具やアイテム類も豊富に存在しているでしょうし、アイテム強化もできて使い魔を使役することも重要なようで、価格が2000円というロープライス品にしてはかなりお買い得感があると共に、Lunasoft の作品では今回が最も楽しめそうな匂いがしている。

少しだけ気になった箇所としては、移動がカーソルキーにしか対応していないようで、私のように「WASDじゃないとPCゲームができない病」の人はプレイ前に一考を要するだろう。もう一つは些細なことかもしれないが、戦闘後の入手アイテムやゴールドを確認する画面が右クリックで抜けられないことぐらいだろうか。

・ダンジョンの移動はとても滑らか
・昨今の生易しいゲームに有り勝ちな「いきなり自動回復」なんてしない本作であり、骨太系に感じられます
・装備箇所は、武器、ローブ、手袋、靴、指輪、護符、使い魔、衣装、となっていて、アイテム集めが面白そう
・難易度に関してですが、初回プレイは強制的に Normal になるが、二周目以降から高難易度モードが開放されるようです
・プレイ実績がありまして、その手のやり込み好きに歓迎されるだろう
・ゲームパッドに未対応(パッドに向いているジャンルでありシステムだから残念)

発売日はちょうど一週間後ですけれど、楽しみに待ちましょう。

  1. 2013/09/21(土) 04:04:04|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-

LunaSoft の新作が2本

蒼穹のクレイドル-人形学園調教記- 2013年8月16日発売

魔法少女リィ-淫魔の試練場- 2013年9月13日発売

二作品共にパッケージ版が2100円、ダウンロード版が1900円となっていますが、LunaSoftのゲームは第一弾のマインドハッカーと、第二弾である深淵のレコンキスタと続けてプレイしてきているので、次回作の2本もプレイしてみようと考えています。蒼穹のクレイドルの方はどのようなRPGなのか今一つ分からないのだが、魔法少女リリィはダンジョンRPGとなっていて、過去作とは同じRPGでもジャンルが異なる物となっている。

商用作品としては価格が低めであるのだが、ここ数年内で同人作品の質がかなり増していて、千円から数千円の同人RPGで優れた物が数多く存在しているから、LunaSoftもうかうかしていられないだろう。パッケージ版にゲームが有利になる特典が付いているようで、前二作と同じくパッケージ版を購入してみよう。

  1. 2013/07/06(土) 00:46:15|
  2. [RPG18禁]魔法少女リィ-淫魔の試練場-