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FurMarkで負荷テスト中
ある意味グロなので小さく
(テストが終わる寸前)
GPUの負荷テストとしてトップレベルの厳しさを誇る FurMark を用いてさらに微調整してみると、私が使っているHD7850の定格電圧である 1.075V でも「Core 1050Mhz」で15分テストを完走した。とは言ってもGPU負荷100%の状態で FurMark より温度が低めになる一般的なゲームで一部不都合があったりするので、やはり安定ラインは 1.085V 程度という結果に帰着した。
Skyrimで最も負荷が高いポイントでの画像
「core 1050Mhz」の 1.075V で、上掲画像の位置で放置していると、ごく稀にデスクトップに戻ったり不可解な挙動を示すときがあるので、アプリによって違いがあるのだろう。こうやってコアクロックを煮詰めて楽しんではいるものの、既にHD7850などミドルレンジから脱落しかかりローエンドに片足を突っ込んでいる状態であるから、コア1000だろうと1050だろうと微々たる差しかない。
AMDのGPUは、物自体はなかなか優れているし、価格がNVIDIAの対抗品と比較して控えめであるところも長所なのだが、未だドライバ関連で不具合にぶち当たることもあり、細かいことだが初代PSのエミュである ePSXe の一部ゲームでティアリングが出まくりになったりと気になることが幾つかあるので、次からは NIVIDIA のGPUを購入しようと考えている。
AMDには使用されていないセカンダリGPUの消費電力が3ワット程度になる「ZeroCore Power」と銘打ったシステムがあるのだが、それ無しにしても最近のローエンドGPUはアイドリング消費電力が5ワットを切っていたりするので、次に買い換えるときは久々に PhysX 専用GPUを用意して PhysX 環境を整えてみたいし、何より数十年来悩まされてきたティアリングやマウスカーソル遅延から解放される可能性を秘めている G-SYNC が楽しみで仕方がない。
いい機会なのでAMDの「Mantle」についても私見を述べてみたいが、ふた昔ほど時を遡ること1990年代の半ば、3dfxが「Glide」という3Dゲーム専用APIでPCゲーマーの心をぐっと掴んで大人気となったのだが、当時は今と違って市場が形成されていない群雄割拠時代であり、だからこそ強烈な右ストレートになり得た。今現在は「IntelとAMDとNVIDIA」で奇麗にシェアが分散していて、ゲームを作るメーカー側としてはこの3社のうち一つとして度外視することはできないだろうから、他社を押しつぶすほどMantleが繁栄する未来があるのかと問われれば、そこには疑問符が浮かび上がる。
Mantleの登場が据え置きコンソール市場に活気があった2005年か2006年だったならまだしも、今後据え置き市場は尻すぼみであるだろうし、如何にMantle
※とコンソールとの親和性が高かろうとこの先は余りメリットにならないだろう。無論、今後もPCとコンソールとのマルチ作品は出るだろうから、そういった一部のゲームでは便益があるのかもしれないが。
※ここはMantleと言うよりGCNに置き換えますスマートフォンやタブレット類の苛烈な台頭、そして根強い携帯ゲーム機市場は日本では依然として活気があるけれど、日本は据え置きマシン先進国だったからこそ据え置き型が飽きられるのも他国より早い段階で訪れたのではないだろうか。WiiUが全く売れずに苦戦しているようだが、任天堂だからソニーだからMSだからという理由ではなく、ただ単に日本では据え置きゲーム機が不必要だと見なされるようになったのだろう。
そして個人的な嗜好の話になりますが、私はコンソールとのマルチタイトルを殆ど遊ばないPCユーザーだから、そういった意味でもMantleに対しての興味は薄いのだ。
- 2013/12/24(火) 22:30:33|
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